くじら山

売上

  • 2010年12月31日現在

    2010年累計 202乗務 5,605,765平均27,751)
    1乗務MAX 59,540(7月23日)
    メーターMAX 29,510(7月23日)

    12月 19乗務596,690(平均31,405)
    11月 19乗務606,805(平均31,937)
    10月 20乗務574,160(平均28,708)
    9月 17乗務 412,250(平均24,250)
    8月 16乗務 439,350(平均27,459)
    7月 8乗務 249,920(平均31,240)
    6月 10乗務 256,990(平均25,699)
    5月 19乗務 472,320(平均24,859)
    4月 22乗務 626,680(平均28,485)
    3月 22乗務 616,620(平均28,028)
    2月 11乗務 296,010(平均26,920)
    1月 19乗務 457,970(平均24,104)

    09年累計 229乗務 6,264,320(平均27,355)
    1乗務MAX 60,160(12月18日) 
    メーターMAX  28,790(10月17日)

    08年累計 226乗務 6,274,580(平均27,763)
    1乗務MAX 60,490(7月28日)
    メーターMAX 25,750(4月5日)

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2009年2月24日 (火)

障害者割引制度

先日点呼での運行係長の話

「やはり不景気で企業関係のチケットはかなり減ってますね。しかしこんな状況でも減ってないチケットがあるんですよ。なんだと思いますか?」

俺にはすぐわかったね。

「障害者のチケットです」

俺が答えたわけではないが(小学校の授業ではないので、いちいち質問に答たりしない)、確かに景気が悪くなっても高齢者や障害者の方の需要というのはそれほど減るものではない。

この障害者への割引制度を簡単に説明すると、

まず障害者手帳を提示するとタクシー料金が1割引になる

これはおそらく全国共通ではないだろうか。障害者手帳は自治体で発行しているが、全国どこへ行ってもタクシー料金の割引は受けられるはずである(個人的には1割は少なすぎると思う)。

さらに各自治体で障害者用のチケットを発行している場合が多い

これが問題なんだなぁ。これは自治体によってまちまちだし、制度的にも非常に曖昧である。

ちなみにこのあたりのチケットは、1枚560円分の冊子が1冊50枚くらいだろうか、障害者の方に年度別に支給されているようである。具体的にどのような基準で、どの程度の量(何冊)のチケットが支給されているのかは、障害者の方に直接は聞きにくいので知らない。何が問題かというと、

このチケットは釣りは出ないことになっている

要するに余分にもらったら運転手の儲け(チップ)である。これは上に書いたように自治体によって違うので他地域でどのようになっているのかはわからないが、ちょっとおかしな話である。

ちょっとややこしい話になるが、具体例を示して説明すると

タクシー料金が950円だとすると、まず障害者手帳で1割の100円が割り引かれる

残りの850円に対して、自治体発行のチケットが1枚560円なので、1枚もらって残りの290円を現金でもらう。これがあるべき姿であろう。問題ないと思う。

しかし障害者の方にとって、お釣りが出ないなどということは正直あまり関係ない。よって上の事例でチケットを2枚出したとしよう。

850円に対して、560円のチケットが2枚で1120円分、釣りは出さないので270円は運転手がチップのような形でもらえることになる

何故釣りが出ないかというのは、おそらく釣りを出してしまったら障害者の方が儲けてしまう、という懸念からであろう。だからと言って運転手がもらうのもおかしいと個人的には思う。

この障害者チケットは年度で区切るので、3月末の近づくこの時期になると利用が増える

今日は夕方ちょっとした障害を持っている子供を母親が病院まで送っていく仕事があった。子供は乗車中ずっと苦しんでいたようで、母親が気遣って一生懸命声をかけていた。胸の詰まる仕事やった。ちょっとしたミドルの仕事で、

料金は3,990円、障害者手帳を出されてまず400円割引

さらに

「現金を払わなくていいようにチケット切ってください

と冊子を渡された。要求どおりなら、チケット7枚、3,920円分になる。上の障害者割引と合わせると4,320円。330円の儲けになってしまう。

上のように苦しんでいる子供を乗せて、300円も公共からチップをもらうのは、さすがに気が引けたので障害者割引を申請せずに、チケット7枚の3,920円に70円自腹を切って処理した。

しかし自分で言うのもなんだが、この障害者割引制度において、(要するに公共の補助金なのだから)わざわざ自腹を切って処理する運転手はあまりいないだろう。

要するに俺が言いたいのは、この障害者割引制度がおかしい

ということである。メーター料金はわかっているのだから、他にやり方はあると思う。まあ、しかし難しい問題やなぁ。

2月23日(月) 景気指数40 くもり 1℃

本日売上 24,610/16回 165K 11.50時間 MAX 3,990

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障害者割引制度を参照しているブログ:

コメント

70円自腹切るとは優しいですね
僕もよく障害者手帳での割り引きがあります。
一日に同じ方が二度乗車してくれたり、障害者の方にとっては目的地まで直接送迎してくれるタクシーは本当に必要なんだと実感します。
チケットを無くしていっそのこと手帳で一律1~3割負担にしてしまえば良いのでは?と思います。

舞子坂さん

>チケットを無くしていっそのこと手帳で一律1~3割負担にしてしまえば良いのでは

良い案だと思います。しかしこの場合、というか今の制度であっても運転手と障害者の方が結託して、架空の乗車を計上するリスク(モラル・ハザード)があります。

障害者の割引率を舞子坂さんの案のように大きくして、運転手の取り分も通常の半分にするなど、工夫が必要になってくるでしょう。まあ、どんなことをしても悪いことをする奴はいるんでしょうが。

ちなみに埼玉では「福祉タクシー券(710円分)」の使用は1乗車1回限りと決められてます。(ま、併用されても日報上は他の客に使われた事として処理はしますが。その場合でもお釣りが出ないように処理するのがこの地域の通例)
使用期限を迎えるこの時期になると、「余ったから買ってくれないか」と言われることも多々あります。額面より割安で金額を提示される旅客も・・・ もちろん「福祉タクシー券」の配布の趣旨と外れるので断ってますが。

手帳での割引制度がタクシー協会や会社での「自主的な取り組み

タクシー券配布が「自治体独自の取り組み」
と、完全に分かれてしまってる事にこの制度の欠陥があるのでしょう。手帳での割引制度が無い地域もあるみたいですし。(いくら調べても、どこだかもわかりませんし・・・)
イニシアティブを国が取って「全国統一」のルール付けをするべき問題ではないかと、いつも考えてます。

ひょうごさん

>「余ったから買ってくれないか」

これがあるんですよね。わたしの地域では使用制限はないので(わたしは一度に30枚くらいのチケットを切ったことがあります)、1冊単位での取引が・・・あるかもしれませんね。具体的事例は知りませんよ。少なくともわたしはやってません。

領収書による事後割引にする方法もあるのでしょうが、その場合今度は障害者の人が「領収書を売ってくれ」、となるかもしれません(笑)。

>イニシアティブを国が取って「全国統一」のルール付けをするべき問題

地域によって障害者が得したり損したりというのもおかしな話なのですが、「地方自治」に逆行する、と批判する人もいるんでしょうね。障害者に限らず、必要な人が必要なときに適正な価格で利用できることが理想なんでしょうが・・・

古い話に反応してしまい恐縮です。

Twitterにて下のような表記を見つけました。

http://twitter.com/sonomina/status/22969996775
母は足が悪いので、タクシーに乗ると身体障がい者手帳で一割引きになる。でも今日、タクシーの運転手さんにきいてみたら、なんと割引分は国や市からの還付はなく、タクシー会社や運転手が負担。個人タクシーなら完全個人負担。なんてお粗末な行政。それを聞いたら、タクシーに乗りにくいわと母。

これって事実なんでしょうか。ブログを今、順に拝見していますが、まだ見あたらないので聞いてしまいます。

too-ri-soo-girl

お返事遅れました。

>なんと割引分は国や市からの還付はなく、タクシー会社や運転手が負担

これは嘘だと思いますよ。またはその運転手さんが会社からだまされているか。

障害者割引の1割分は運転手は負担することなく通常の料金として計上することができます。

さらに上にあるように各市町村で独自の割引制度が設けられていることが多いです。

小沢さんが総理になれば一括交付金で、割引制度も市町村が競争で拡充していくかもしれません(笑)。

障害者割引は法律的で決まってる訳ではありません。
公共交通機関が、独自におこなっている制度です。
鉄道バス航空そしてタクシーや高速道路などがあります。
そのため、割り引き金額への補填や補償はありません。
タクシーの場合は、会社によってかわりますが、
会社が負担しているところもあれば、売り上げより削除つまり実質運転手負担のところもあります。
タクシーの場合は完全歩合の給与になるので、運転手負担のタクシーだと嫌がるわけです。
因みに公共交通機関の運賃は、 勝手に値上げはできず国交省に
申請し有識者会議の決定のもと、値上げ幅がきまります。
障害者割引は、過去の値上げ申請のときに決定が降りやすくさすために、各交通機関が附帯条項としたのがはじまりです。

コメントありがとうございます。

ちょっと上のコメントにおいては、表現が悪かったかもしれません。
しかし障害者割引制度はタクシー会社等の自主的な取り組みではなく、法的に強制されているものと認識しています(条文の裏づけが出来れば、後ほど現在のブログで取り上げたいと思っています)。

そして会社に課された義務である以上、それを運転手に負担させることは(法律違反ではないかもしれませんが)企業の社会的責任に反するのではないでしょうか。

こんなにやさしい運転手さんがいたなんて。。。
私は福祉タクシー券を使う時は、最低でも1割引かれた分を補充してお渡しするようにしています。
心優しい運転手さんに感謝です。

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